自然療法の「お手当て」の話

 幼いころ、お腹が痛い時、母が「痛いの痛いの飛んで行け!」ってお腹をさすってくれた、その温かい手のぬくもりが心地よくて、いつの間にか、うとうと…、気が付けば痛みが消えていた記憶があります。
 それが『お手当て』の始まりです。お手当ては、人間にとって最も根本的な「四つの営み」を高め応援することです。

四つの営み

出す不要な老廃物、有害な毒素や化学物質を体の外に『出す
入れる口から食物と酸素を、鼻も皮膚の穴も酸素を取り『入れる
巡らせる酸素と栄養素を全身六十兆個の細胞に『巡らせる
守る「免疫」のことで、ウィルスなどの外敵や癌(ガン)などの内なる敵から『守る

お手当ての法則

手足温浴おんよく・全身生姜しょうが罨法あんぽう・ビワ葉温灸おんきゅう

代表的なお手当ての多くは、体をなんとも気持よく温めてくれます。すると、血液潤滑が活発になり『巡らせる』がうまくいきます。
温めるお手当てによって血液の循環が活発になって巡りが良くなれば、入ってきた酸素や栄養素を速やかに巡らせることができるのです。
さらに、温めることで活発に流れ始めた血液が、細胞から様々な毒素や老廃物を受け取って、排出を促してくれます。

お手当てのもっとも得意とする『守る』

免疫の最前線に働く白血球とリンパ球は、体温が高い時、その数も増え、働きも活発になりますので『守る』の効果が最大限に発揮されます。風邪や様々な病気にかかった身体が発熱するのは、リンパ球が働きやすくするためです。
お手当てによって、『出す・入れる・巡らせる・守る』の四つの営みがよみがえる時、痛みが消えてきます。
「市川式手当て」の三種の神器(手足温浴・全身生姜罨法・ビワ葉温灸)をはじめとする、様々なお手当て法

痛みを取る

痛みは治癒反応で、痛みが出たときは治すチャンス!治癒反応を応援しつつ、痛みを自然に解消するのが、お手当ての妙味です。

まずはやってみましょう!
手軽で即効性のある「ビワ葉こんにゃく罨法」

肝臓・腎臓・脾臓 大切な3つの臓器の働きを高めるのが、この「ビワ葉こんにゃく罨法(あんぽう)」です。
臓器の弱い方、解毒や代謝の衰えで体調不良の方に、オススメの手軽で気持ちの良いお手当て法です。
手軽にできますので、音楽を聞きながら、心身ともにリラックスできます♪ いつも頑張ってくれている自分の身体に、「ありがとう!」とともに、お手当てのご褒美にいかがですか(^^)♪
お申し込みは、 までご連絡下さい。
その他のマッサージについては、癒しのお部屋のページをご覧ください。